【Excel】非表示の行列をコピーしない方法

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エクセルで、特定の表やデータをコピーして貼り付けようとしたとき、途中に意図しないデータが挟まっていることがあります。

これはコピー元の範囲に、非表示になっている行・列が含まれているためです。

貼り付けた後に再度、非表示にしたり削除したりしても良いのですが、非表示部分が多いと大変面倒ですね。

そんなときの対処法を紹介します。

コピー前の操作で解決

通常、Windowsでクリップボードにコピーしたいときは、範囲を選択して

  • [右クリック]メニューから[コピー]
  • [Ctrl]+[C]キーを同時押し

といった操作で、クリップボードにコピーすると思います。

しかし、選択した範囲に非表示の行列が含まれていると、非表示の範囲もコピーされてしまうので、ペーストしたときに不要な行列まで貼り付けられてしまいます。

[Alt]+[;]

こういったときは、対象範囲を選択した後に[Alt]+[;]を押すと、非表示部分を除いた範囲のみが選択されます。

[Alt]キーが2つある場合はどちらでもOKですよ。

コピー操作の前にキーを押しましょう!

この状態にしてからクリップボードにコピーすることで、表示されている部分だけをコピーすることができます。

これでペーストすれば、表示されていた選択部分だけが貼り付けられます。

まとめ

エクセルで表示部分だけを選択する方法を紹介しました。

コピー操作の前にワンアクション増えてしまいますが、ペースト後に非表示にする手間を考えれば圧倒的に楽になりますので、覚えておいて損はないと思いますよ。

ABOUT ME
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理系大学卒業後、音楽の専門学校へ。ギター・ドラムでの音楽活動を経て、30歳手前でプログラマーへ転身。
ウェブシステム・スマホアプリ・マクロツールなど様々な受託開発を経験した後、メーカー企業で業務アプリケーションの開発に携わる。45歳を過ぎて独立、グローナレッジ設立。
応用情報処理技術者、ウェブデザイン技能検定3級、色彩検定2級、日商簿記2級。登山は富士山経験あり、マラソンはハーフ1h58m。
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