【ITツールレビュー】ELECOM大容量シガーチャージャー

普段からリビングに設置したポータブル電源でちょっとした機器の充電を行っているのですが、使い慣れるにしたがって、スマホ・スマートウォッチ・PC・タブレット…と色々な充電を行うようになり、頻繁に充電待ちの渋滞が起こるようになってきました。


使っているポータブル電源はAC出力×1とUSB-A出力×2なので、最大で3台同時充電が可能でした。タップや変換を使うこともできますが、ケーブルの繋ぎ変えが少々面倒で…。
そこで、使っていなかったシガーソケット出力を活用するべく、エレコムのシガーチャージャーを導入したので紹介したいと思います。

このページは第三者サービスによるアフィリエイト広告を掲載しています。
仕様概要
購入したのはELECOMの「大容量シガーチャージャー MPA-CCPD10BK」です。
| MPA-CCPD10BK | |
|---|---|
| 出力コネクタ形状 | USB Type-C × 1口(USB Power Delivery準拠) USB Type-A × 1口  | 
| 定格入力電圧 | DC12V/24V | 
| 定格出力電圧 | USB Type-C:5V/9V/12V/15V/20V USB Type-A:5V  | 
| 定格出力電流 | USB Type-C:3A(5~15時) or 2.25A(20V時) USB Type-A:2.4A  | 
| 最大出力 | USB Type-C:45W USB Type-A:12W  | 
| サイズ | 37mm × 37mm × 70mm | 
| 重量 | 約38g | 

付属品は特になく、本体のみです。
本体の前面に2口のUSB出力コネクタがついているので、同時に2つの端末を接続することができます。

上がType-Aで最大12W、下がType-Cで最大45Wとなっています。
USB Power Deliveryに対応しているのはType-Cのコネクタなので、急速充電を行うにはType-C側で充電を行う必要があります。

本体の奥行きは約70mmあります。
半分以上はシガーソケットに差し込まれますが、前面側にUSBコネクタを格納しているため、設置時におおよそ30mm程度(上記写真のカーボンチェック模様の部分)は本体が飛び出た状態となります。
使用方法
特にスイッチなどはありませんので、シガーソケットに差し込めばすぐに使えます。


通電すると前面が光るので状態が分かりやすいですね。
本体正面のLEDランプは充電状態によって色が変わるようになっており、通電時および通常の充電中はLEDランプが青色に光ります。

USB PDによる急速充電中はLEDランプが赤色に光るので、状態が分かりやすいですね。

対応したケーブルを使用すればタブレットやPCも充電できるので非常に便利です。
またType-A側は、繋いだ機器(Android or iPhone)を自動判別して最適な出力を選択してくれるそうです。

普段はそこまで気にはしていませんが、接続する機器にとっては優しい機能ですね。
充電時の注意事項
Type-Aでの充電は「接続機器の自動判別」機能もあり、特に気にすることはありませんが、Type-C側のUSB PDを活用する際は注意する点があります。
接続機器・ケーブルが対応しているか?
Type-Cのほうに繋いでいるのにLEDランプが青く光っている場合、急速充電ではなく通常の充電速度になってしまっています。
USB Type-CのコネクタはUSB PDによる急速充電に対応していますが、接続する機器およびケーブル自体がUSB PDに対応していないと急速充電になりません。
機器とケーブルがUSB PDに対応しているか確認しましょう。
最大出力が足りているか?
本機器のUSB PD出力は最大45Wとなりますので、充電したい機器に対して足りているか確認しましょう。
スマホやタブレットなどであれば大抵は問題ないと思いますが、高性能のPCや大型ディスプレイなどに対しては不足している可能性もあります。
事前に、接続したい機器の充電に求められる出力を確認するようにしましょう。




