IT雑学

Acrobat Readerで「すべてのツール」を非表示に

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PDFを表示するアプリケーションとしてAdobeが提供している無料のPDFビューア「Acrobat Reader」を使用している方も多いと思います。

アプリ起動時、画面左側に表示される「すべてのツール」パネルは、人によっては使う機会が少ないかもしれません。

とは言え、毎回、非表示にするのも面倒ですよね?

「すべてのツール」パネル

Acrobat Readerは、PDFファイルを開いたときに、デフォルトでアプリ画面の左側に「すべてのツール」パネルが出ます。

何かしらツールを使用するならいいのですが、単にPDFファイルを閲覧したいときは、ファイル表示のエリアが圧迫されて狭くなってしまいます。

そのため、ファイルの表示エリアを広げるには、[×]ボタンで非表示にしないといけません。

この操作を毎回行うのは面倒なので、表示しないための設定をします。

環境設定

メニュー>環境設定

アプリ左上にある「メニュー」から[環境設定]を選択します。

文章>開き方の設定

環境設定ウィンドウの”分類”から[文章]を選択し、その中にある「開き方の設定」の「文章を開くとき、すべてのツールパネルの最後の状態を記憶」にチェックを付けて、[OK]ボタンを押します。

「すべてのツール」を閉じた状態でアプリ終了

アプリの画面に戻ったら、「すべてのツール」を[×]で閉じてからアプリを終了します。

これで次回、PDFファイルを開く際は、「すべてのツール」パネルが閉じた状態でアプリが起動します。

設定時の注意事項

この設定は、「すべてのツール」パネルを常に非表示にするわけではありません

“前回アプリ終了時と同じ状態でアプリが起動する”という設定なので、「すべてのツール」を開いた状態でアプリ終了した場合は、次回起動時は「すべてのツール」が表示された状態となります。

その時はまた一度、「すべてのツール」を手動で閉じましょう。

ABOUT ME
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理系大学卒業後、音楽の専門学校へ。ギター・ドラムでの音楽活動を経て、30歳手前でプログラマーへ転身。
ウェブシステム・スマホアプリ・マクロツールなど様々な受託開発を経験した後、メーカー企業で業務アプリケーションの開発に携わる。45歳を過ぎて独立、グローナレッジ設立。
応用情報処理技術者、ウェブデザイン技能検定3級、色彩検定2級、日商簿記2級。登山は富士山経験あり、マラソンはハーフ1h58m。
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