XAMPP

【XAMPP】自動起動を設定する

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“XAMPP”はコントロールパネルでアプリケーションの起動・停止ができます。

が、使おうとするたびにコントロールパネルを立ち上げて必要なアプリケーションの[Start]を押して…というのも、毎回ともなるとそれなりに面倒です。

今まさに開発の真っただ中であれば、尚更ですね。

Apacheが起動していないと…

そんなときは、以下で解説する設定を行って快適な開発ライフを送りましょう。

XAMPPのインストールがまだの方はこちら
【XAMPP】初めてのXAMPPインストール ~Windows10
【XAMPP】初めてのXAMPPインストール ~Windows10

自動起動の設定パターン

自動起動とはいっても、ザックリと以下の2パターンが思いつきます。

    • コントロールパネルを立ち上げたら、アプリケーションも自動で起動させたい
    • コントロールパネルを立ち上げなくても、”常に”アプリケーションを起動させたい

それぞれの設定方法について解説していきます。

Autostart of modules

まずは、コントロールパネルを立ち上げたときに、指定のアプリケーションが起動する設定です。

常に”XAMPP”を使うわけではないけど、使うときには毎回起動するアプリケーションが決まっているなら、この設定が便利です。

まず、コントロールパネルの右上にある[Config]を押して設定ダイアログを表示します。

中段付近に「Autostart of modules」セクションがあります。ここでチェックを付けたアプリケーションが、コントロールパネルを立ち上げた際に自動で起動されるようになります。

今回はApacheとMySQLにチェックを付けました。[Save]で保存して、コントロールパネルに戻ります。

各アプリケーションを停止した状態でコントロールパネルを立ち上げなおすと、ApacheとMySQLが自動で起動しました。無事に設定できたようです。

Service起動

次に、コントロールパネルを立ち上げなくても、PC稼働時は常に指定のアプリケーションが起動する設定です。

PCの起動中は常にアプリケーションも起動していて欲しい、コントロールパネルを立ち上げるのも煩わしい、というときはサービス起動を設定しましょう。

コントロールパネルは管理者権限で立ち上げてください。管理者権限で実行していないとサービス起動の設定はできません。また、アプリケーションは停止している状態にしてください。

インストールしたアプリケーションの左にあるボタンが”×”になっていると、サービス起動の設定にはなっていない状態です。Apacheのボタンをクリックしてみます。

確認のダイアログが表示されるので[Yes]を選択します。

Apacheのボタンが緑のチェックマークになりました。同様にMySQLも設定します。

設定が出来たら、PCを再起動してみましょう。コントロールパネルを立ち上げなくても、”XAMPP”のスタートページが表示できるはずです。

コントロールパネルを立ち上げてみると、サービス起動の設定を行ったアプリケーションが既に起動していることが確認できます。

設定は状況に応じて

自動起動の設定手順は以上です。

常に動いているアプリケーションがあると、多少なりともPCのパフォーマンスに影響があります。

最近のマシンスペックであれば、実際のところはそれほど気にしなくても良かったりはしますが…影響は0ではないので、ね。

常に使うときはサービス起動の設定にしておいて、たまに使う程度であればサービス起動の設定は外して必要な時だけ起動する、というように、状況に応じて設定を変更しましょう。

ABOUT ME
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理系大学卒業後、音楽の専門学校へ。ギター・ドラムでの音楽活動を経て、30歳手前でプログラマーへ転身。
ウェブシステム・スマホアプリ・マクロツールなど様々な受託開発を経験した後、メーカー企業で業務アプリケーションの開発に携わる。45歳を過ぎて独立、グローナレッジ設立。
応用情報処理技術者、ウェブデザイン技能検定3級、色彩検定2級、日商簿記2級。登山は富士山経験あり、マラソンはハーフ1h58m。
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