【XAMPP】自動起動を設定する
“XAMPP”はコントロールパネルでアプリケーションの起動・停止ができます。
が、使おうとするたびにコントロールパネルを立ち上げて必要なアプリケーションの[Start]を押して…というのも、毎回ともなるとそれなりに面倒です。
今まさに開発の真っただ中であれば、尚更ですね。
そんなときは、以下で解説する設定を行って快適な開発ライフを送りましょう。
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自動起動の設定パターン
自動起動とはいっても、ザックリと以下の2パターンが思いつきます。
- コントロールパネルを立ち上げたら、アプリケーションも自動で起動させたい
- コントロールパネルを立ち上げなくても、”常に”アプリケーションを起動させたい
それぞれの設定方法について解説していきます。
Autostart of modules
常に”XAMPP”を使うわけではないけど、使うときには毎回起動するアプリケーションが決まっているなら、この設定が便利です。
まず、コントロールパネルの右上にある[Config]を押して設定ダイアログを表示します。
中段付近に「Autostart of modules」セクションがあります。ここでチェックを付けたアプリケーションが、コントロールパネルを立ち上げた際に自動で起動されるようになります。
今回はApacheとMySQLにチェックを付けました。[Save]で保存して、コントロールパネルに戻ります。
各アプリケーションを停止した状態でコントロールパネルを立ち上げなおすと、ApacheとMySQLが自動で起動しました。無事に設定できたようです。
Service起動
PCの起動中は常にアプリケーションも起動していて欲しい、コントロールパネルを立ち上げるのも煩わしい、というときはサービス起動を設定しましょう。
インストールしたアプリケーションの左にあるボタンが”×”になっていると、サービス起動の設定にはなっていない状態です。Apacheのボタンをクリックしてみます。
確認のダイアログが表示されるので[Yes]を選択します。
Apacheのボタンが緑のチェックマークになりました。同様にMySQLも設定します。
設定が出来たら、PCを再起動してみましょう。コントロールパネルを立ち上げなくても、”XAMPP”のスタートページが表示できるはずです。
コントロールパネルを立ち上げてみると、サービス起動の設定を行ったアプリケーションが既に起動していることが確認できます。
設定は状況に応じて
自動起動の設定手順は以上です。
常に動いているアプリケーションがあると、多少なりともPCのパフォーマンスに影響があります。
最近のマシンスペックであれば、実際のところはそれほど気にしなくても良かったりはしますが…影響は0ではないので、ね。
常に使うときはサービス起動の設定にしておいて、たまに使う程度であればサービス起動の設定は外して必要な時だけ起動する、というように、状況に応じて設定を変更しましょう。